「マイナ救急」実証事業を開始します!
マイナ保険証を活用した救急業務の円滑化に係る実証事業について
傷病者の健康保険証利用登録済マイナンバーカード(以下「マイナ保険証」という。)を活用して、オンライン資格確認等システムから搬送先医療機関の選定等に資する情報を把握する取組(以下「マイナ救急」という。)により、救急業務の円滑化を図ることを目的に実証事業を実施し、その効果等を検証します。令和7年10月1日(水曜日)から全国全ての消防本部(720消防本部)で「マイナ救急」実証事業が開始されます。宇部・山陽小野田消防組合では、実施救急隊10隊でマイナ保険証を活用した救急活動を開始します。
マイナ救急とは
救急隊員が傷病者のマイナ保険証(健康保険証として利用登録したマイナンバーカード)を活用し、傷病者の医療情報等を閲覧する仕組みのことです。救急隊員がマイナ保険証をカードリーダーで読み取り、タブレット端末を使用して傷病者が過去に受診した病院や処方されたお薬などの医療情報を閲覧します。閲覧した医療情報等は、傷病者の方がより適切な処置を受けるため、また救急隊が搬送先医療機関の選定をするために活用します。
マイナ保険証から分かる内容
マイナ保険証からは病歴、お薬の処方歴、病院の受診歴が分かります。
マイナ保険証を活用した救急活動の流れ
- 傷病者が情報閲覧に同意する
- マイナンバーカードを専用の端末で読み取る
- 隊員が医療情報を閲覧する
- より適切な処置や搬送先医療機関の選定につながる
概要
実施救急隊
宇部・山陽小野田消防組合(実施救急隊10隊)
実施期間
令和7年10月1日(水曜日)から令和8年3月31日(火曜日)まで
期待される主な効果
傷病者の負担軽減に繋がるほか、観察結果・症状(現病歴)とマイナ保険証を活用して得られた情報(受診歴・診療情報・薬剤情報・特定健診情報等)から総合的に判断し、傷病者に適応する搬送先医療機関の選定等に効果が期待できます。
住民の皆様へのお願い
救急車を要請した際に、マイナ保険証の準備を依頼することがありますのでご協力をお願いします。緊急事態はいつ発生するか分かりません、日頃からマイナ保険証の携行をお願いします。マイナンバーカードに保険証を登録されていない方は、登録をお願いします。
お問い合わせ
組織名称:宇部・山陽小野田消防局 警防課 救急係
所在地:〒755-0027 山口県宇部市港町二丁目3番30号
電話番号:0836-21-6113