長年ご使用の「低圧進相コンデンサ」は発火の危険性があります
昭和50年(1975年)以前に製造された低圧進相コンデンサは、保安装置が内蔵されていないため、経年劣化により火災に至る危険性がありますので、使用の停止や交換が必要です。
低圧進相コンデンサとは
低圧進相コンデンサは、工作機械・業務用冷蔵庫などのモータ等に使用する電気機器の力率を改善し、電力を効率よく使用するための機器で、主に店舗や作業場に設置されています。
低圧進相コンデンサ火災のほとんどが長年の使用による絶縁劣化が原因となっています。
火災事例
平成29年9月、宇部・山陽小野田消防局管内の店舗エアコンに接続されている、低圧進相コンデンサ(昭和47年製造)が原因の火災が発生しました。
本火災は、長年使用した低圧進相コンデンサが絶縁劣化や絶縁破壊を起こし短絡状態となり発熱、火災に至ったものです。
昭和50年(1975年)以前に製造された、低圧進相コンデンサが配電板や配電盤に設置されている場合は、使用の停止や交換を行ってください。
お問い合わせ先
一般社団法人日本電機工業会
電話番号 03-3556-5885
詳しくは、下記ホームページを御覧ください。
一般社団法人日本電機工業会ホームページ(別ウィンドウが開きます)
お問い合わせ
組織名称:宇部・山陽小野田消防局 予防課 予防係
所在地:〒755-0027 山口県宇部市港町二丁目3番30号
電話番号:0836-21-7599